KULeDの落とし穴と計画変更

Chromeの「パスワードを更新」には注意

レポート提出からWeb受験、メディア授業の受講、業務連絡まで、近畿大学通信制過程では「KULeD」というシステムをつかっています。

これで受験申込期間中にレポートを提出して、この期間だけ受験申込ができるので、その間に申し込みをするという仕組みになっています。

つまり(KULeDにログインして)「レポートを提出」→「受験申込」を行う必要があるのですが、ここでひとつ落とし穴があります。

それはこの一連の過程で、「KULeDのIDとログインパスワードの入力(ログイン時)」と「KULeDのIDと学生証に記載の番号の入力(受験申込時)」を使うことになるのですが、その際に、Chromeなどのウェブブラウザが「パスワードが更新された」と勘違いして「パスワードを更新しますか?」と言ってくるのです。

ここで「更新しない」を選ばないと、もうひとつのレポートを提出しようとしてふたたびKULeDにログインしようとした際にログインできなくなるというトラップがあります。

なので、「学生証に記載されている番号」と「KULeDのIDとパスワード」はいくつかの場所に控えておいたほうがいいです。

私はこのトラップに引っかかってしまい、受験申込期限を10分すぎてしまい、翌月の受験予定だった1科目を翌々月に持ち越すことになってしまいました。

毎月2~3科目受験するペースだと(2か月の余裕をもって)4か月ですべて終わる計算です。もちろん本来1年かける過程なので、いろいろなことをしながら4か月で終えるというのは人によっては結構無理があるかもしれません。

そんなわけで私はさっそくこの「余裕」を使うことになりました。

今回、ピンクの3つを終える予定でしたが、近所の図書館が一斉に長期閉館するなど予期せぬことがあり、さらにそのほかのことで時間がなくなってしまい、「図書館サービス概論」、「図書館情報資源概論」、「図書館制度・経営論」のうち、レポートができたのは「図書館サービス概論」と「図書館情報資源概論」のふたつのみ。さらに「図書館情報資源概論」についてはKULeDにログインできなくなるというトラブルのために、レポートは提出できたものの、肝心の受験申込ができず。。。

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そのようなわけで、つぎのように計画を変更しました。左端の番号は内容を書き換えるごとに書き換えているのですが、これは単純に「この順序でならべたい」というだけの理由です。

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これで最後の受験は3月15日となりました。そのかわり、2月9日にほかの予定が入ることになっていたのですが、半年でこの司書過程を終わらせることを優先したいので、それはあきらめることになりました。

1度に最大4科目しか受験できないうえに、科目ごとに午前受験・午後受験が決まっているので、このように表にして管理するのがおすすめです。

そうこうしているうちに、今週の金曜・土曜・日曜は初めての「演習」です。

会場近くのホテルをとらないといけないですね。

Googleドキュメントが便利

Google ドキュメントが便利

レポートの作成にはGoogle ドキュメントを使っています。

www.google.com

 

美点は3つ+α

無料、必要十分、ネットに接続して使っていれば自動バックアップで安心。そして複数の端末で確認できるので、パソコンで作業して、図書館に調査に行ったときはスマホで確認なんてこともできます。

ひとつのファイル上で3つのレポート

同時に2つから3つのレポートをするので、ひとつのドキュメント上で2つから3つのレポートを同時に書いていきます。ちょっとしたことですが、これで効率がアップするのでおすすめです。

「区切り線」を多用すれば混乱なし

なにかと便利な「区切り線」は「挿入」のなかにあります。

 

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Google Docs

もちろん文字カウントもできます

指定された文字数や参考文献など、とにかく何でも書いておきます。字数の確認は、文字数をカウントしたいところを選択して「ツール → 文字カウント」で数えることができます。

レポート提出時はこれをみながら、KULeDに手打ちしていくことになります。提出すれば試験の申し込みができるので、地味な作業ですががんばりましょう。

表計算ソフトに計画を書く

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多くのひとがやっている表計算ソフトでの計画管理です。

私の管理方法を解説します。(無料で使えてスマホでも確認できるスプレッドシートを使っています。)

www.google.com

まず確認すべきは試験が午前か、それとも午後か

まず科目によって午前に受験できるものと午後に受験できるものが決まっています。

そして1か月に受験の機会は1度だけ。最大で午前2科目、午後2科目の4科目しか受験できません。そこでまず午前と午後で振り分ける必要があります。

つぎに確認すべきは「演習」の申込のための2科目

つぎに注意すべきは2科目ある演習です。この演習の申し込み期限までに、関係の科目(①「情報サービス論」と②「情報資源組織論」)のレポートを提出しておく必要があります。

Webで済ませる方法もありますが、そのためには10月15日までに上記ふたつのレポートを提出する必要があります。つまり「教材を受け取ったのが10月10日」というようなスタートダッシュに失敗したひとには少し厳しい情勢です。もちろん、図書館などでレポートの参考文献として出されているものをきちんと確保できれば、4~5日で2科目のレポートを完成させることも十分に可能だとは思います。

私は演習ふたつは「金・土・日と3日間つづく演習」を選びます。この演習は近畿大学でおこなわれるものと、各地で行われるものとがあり、申し込みの期日や開催日、開催地はバラバラです。入学時に配られた冊子をみて、戦略を練ってください。

Webでの受講が間に合わなくても、演習を受けに行けば(合計6日間をささげることにはなりますが)、いわゆる最短コース(半年)で卒業することができます。

項目は「提出期限」「納入期限」「試験日」の3つ

多くの方が「レポート提出日」や「合格日」を書いていらっしゃいますが、私はそれらの項目は入れないことにしました。レポートは提出してしまえば合格しなくても試験の申し込みはできます。「レポート提出→試験申込→受験料納入」だけ意識しておけばよいと考えました。そのかわり意識しなくてはいけない期日は「赤」でマークをしています。

1日に3科目で設定

試験は1日3科目受けるように設計しました。Web受験による試験時間は1科目50分。3科目受ける日は緊張が少し続きますが、この月に1度の試験日である日曜日にほかの予定を入れないことが大切です。

納入期限も大事

期日までに受験する科目の受験料を納入しないと受験できません。銀行は午後3時までなのでこれを忘れると計画が狂ってしまいます。(受験申込と納入の確認が完了するとKULeDのメールにメールが届きます。)とにかく、せっかくレポートを提出しても、納入期限をまもれないとすべては水の泡(大げさ)です。いや、けっして大げさではなく、(計画では2か月ほどの猶予があり、忙しくなって困ったらそこに押し込むことも十分に可能なわけですが、)納入期限をまもれなくて受験の機会を失ったら、すごく残念なことです。午後3時までに銀行に行くのはなかなか大変ですが、場合によっては人に頼むなどしてがんばりましょう。

つぎは図書館サービス概論

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はじめてのweb受験が終わったら、つぎは「るうらメソッド」で次の3科目をファイリング。

 

図書館サービス概論も図書館に行く必要あり。

最初にとりかかるのは「図書館サービス概論」。同規模の行政区の図書館と住民ひとりあたりの蔵書数などの指標で比較するというミッションがあるため、これも図書館に行く必要がある科目です。

 (そういうデータ、ネット上で公開されてたらいいのにね。)

 

たぶん難易度は高くない。

課題をみるかぎり、図書館サービス概論の難易度は高くないと思います。2011年発行の教科書も、先日受験した「情報資源組織論」に比べれば専門用語や複雑な概念はなさそうです。これは1日である程度計画をたてて仕上げてしまうのが吉、でしょう。

比較する同規模図書館

図書館に行って資料を開いてから考えるのも効率が悪いので、最初に同じエリアの同規模の図書館を決めておいて、どのような指標を使うかも決めておくのがよいでしょう。

(課題をみるかぎり、データを統計処理する必要はなさそう。)

 

まずは教科書をささっと読む方針でいきます。

 

はじめてのweb受験

web受験で情報資源組織論を受験しました。web受験自体がはじめてなので、緊張しましたがなんとか無事受験は終えました。

はじめてのweb受験

「受験開始」のボタンの下にあるチェックボックスにチェック ☑ をいれて、開始時間になるのを待つと、自動的に画面が切り替わり、設問と回答欄が表示されました。

いろんな人が書いておられるので、まずは下にスクロールできないか(下にほかの設問が隠れていないか)をチェックします。私が受験したときは文字数指定はなく、設題も1つだけでした。

事前準備は少しでよかった

内容はそれほど難しいものではありませんでした。むしろ、簡単なほうだと思います。教科書の索引をみて、該当する箇所をみて、自分なりにまとめて論述していくというだけでした。事前の準備は教科書を前日にざっと見ておけば大丈夫という助言をネット上でみましたが、この科目についてはそのとおりだと思いました。

参考文献を手元に用意しておく必要は、この「情報資源組織論」ではありませんでした。

私は終末試験問題集の20問のうち、わからない単語のところだけをネットと教科書で調べておきました。この「情報資源組織論」についてはネットより教科書がよくまとまっていると感じました。参考文献よりも教科書がわかりやすいくらい、教科書が丁寧でした。

高速タイピング必須

ただし、web受験はかなりタイピングに慣れた人でないと難しいかなとも思いました。私はかなり高速でタイピングできますが、それでも終了したのは制限時間の5分前でした。(学校の掲示板に、特に指定のないときはおおむね1000字とありましたが、私は700~800字くらいで提出しました。)

 

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はじめてのweb受験

 

 

 

情報資源組織論

11月10日の試験の申込み、そして11月22日から3日連続で開催されるスクーリングの申込み期限が本日だったので、情報資源組織論のレポートを提出して、それらの申込みを行いました。

レポート作成中に問題発生!

まず、今回初の提出レポートとなった情報資源組織論ですが、設題はともかく、ひとつ大きな誤算がありました。

それは文字数。

Googleドキュメントに書いて文字カウント(ツール→文字カウント)しながら書き上げたレポートを、改めてKuLedで打ち直すことは事前に知っていたので問題ありませんでした。でも2000字の入力はかなり高速タイピングのわたしでも内容を再確認しながら打つことになるのでなかなかの労働でした…

そして問題の文字数です。

今回のレポート課題は論述2つと図書館調査報告の合計3つだと考えていました。

そして論述はどちらも1000字になるようにとの指示も守ったつもりでした。

 

ところがこれが大誤算。大きな勘違いでした。

実は図書館調査報告と2つめの論述をあわせて1000字となるようにしなくてはいけなかったのです。

500字オーバーからどう削るか…

提出期限の時間は迫っています。

なんとか辻褄の合うように削れるだけ削って1050字で提出しました。

1000字とは950字から1050字の範囲のようで、オーバーすると訂正を求める表示が出ます。

 

次からはこのあたりも気をつけなくてはいけません…

 

受験予定の3科目を多忙から1科目に減らして、なんとか提出できたので、あとは11月10日の試験に向けてこれから用意したいと思います。

 

 

るうらメソッド

まずは試験の日程確認。

科目によって午前に受けられるものと午後に受けられるものがあります。

午前2科目、午後2科目、毎月1度、最大で4科目の受験が可能ですが、計画的にやらないと大変そうです。

 

①そこでまず試験日程と申込み期日を黄色の冊子「科目終末試験受験要項」で確認。

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②つぎに「面接授業(スクーリング・メディア授業)<時間割・講義概要>」で面接授業の演習科目2つの申し込み期限などを確認。

 

メディア授業を希望するなら10月15日までに申し込みをする必要がありますが、今回はスクーリングを選ぶことにしました。

 

演習2つの申し込みには、それに先駆けて情報サービス論、情報資源組織論のレポートを提出しておく必要があります。

 

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③そしてそれらを表にまとめました。

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④つぎにしたのがるうらさんが「るうらのペン」で紹介していた方法です。緑の冊子「レポート設題集」と「科目終末試験問題集」を印刷し、科目ごとにクリアファイルで分類します。

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わかりやすくなりました!

あとは図書館で参考図書を借りながら、粛々とレポートを書いて提出し、問題集に即して情報をまとめていけばよいはずです。